社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1444 2023年 展覧会ベスト10★本年もありがとうございました

さて、毎年恒例の今年行った美術展ベスト10!
これを書いたら本年もおわりだな〜って感じます(😊)
 今年はこんな感じでした〜!
◼️1位「コレクション展」DIC河村記念美術館
必ず行きたい美術館があります。そのうちのひとつがここ。
レンブラントから印象派近代美術、抽象絵画、戦後アメリカ絵画…。
めっちゃええのんが揃っています。
特筆すべきはロスコ・ルーム。
絶対に観たい…というより体感したかった空間。
圧倒的でした。
あとはステラのコレクション、そしてジョセフコーネルのボックスシリーズ。こちらは修論でも紹介しました。
何かの企画展がめあてで行ったわけではありません。
常設展がいい美術館にはずれはありません。
ほんとすばらしい時間と空間のギフトをいただきました。
絶対また行きます。
(ロスコの作品はマハさんの小説の表紙になっています)
◼️2位「北の縄文世界と国宝」北海道博物館
国宝に指定されている土偶や土器なども集まる貴重な機会です。
あの土偶やあの土器、あの石器の数々…。
感動!
◼️3位「吹けば風」豊田市美術館
アルテポーヴェラの作家さんを追って。
企画もコレクションもよい。
所蔵している作品はもちろん、美術館としてもとってもよかった。
なんというか、、、独特の感じ。
何かを考えさせられる。
もの、空間、余白…何かと対峙、対話するような感じ。
◼️5位「民藝」中之島美術館
自分の興味関心のドストライク。
くらしは仕事。仕事はくらし。
くらしの中の美をみつめる。
◼️6位「佐伯祐三展」中之島美術館
ほんと、生きるエレルギーをいっぱい感じた。
「本気でやっているかい?」と語りかけられているような感覚になった。
ガウディ、ハンパない!!
常設展で、モディリアーニ藤田嗣治、スーチンやフリーダ・カーロにも会えた。
◼️8位「ピカソ 青の時代を超えて」ひろしま美術館
昨年11月のポーラ美術館に引き続き。
同じ展覧会に2箇所行ったのははじめて。
展示されている場所、展示の仕方、順番、分析や説明等でまったく受ける印象がまったく違う。
同じ絵でもやっぱり違う。
おもろいなぁ〜。
マティスの生涯が展望できた。
なぜ自分がマティスにあこがれているのか、よくわかった。
ちなみに卒業制作は少し意識して描いたw
◼️10位「冨井大裕 みるための時間」新潟市美術館
発想がおもろい。
自由になれた。
近場の兵庫県立美術館の「日本近代洋画の巨匠 金山平三と同時代の画家たち」「生誕120年 安井仲治――僕の大切な写真展」もよかったなー。
修士論文に関わる作品を見ることも意識されてたな。
来年は、企画展よりも、自分が「行きたい美術館」へ行こうと思っています。
それもこれもやっぱり元気であってのこと!
みなさん、ご健康にお気をつけてよいお年を!
本年もありがとうございました。