社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1482 ものをつくる授業

1973 年、 小学校社会科教師らからなる「社会科の授業を創る 会」は、石器や土器づくり、機織り、稲作などの「ものをつくる授業」を実践した。
多くは古代人の生活 を体感するような授業だが、その背景には、高度経 済成長期の大量生産・大量消費、生産過程の複雑化 や環境汚染の問題があったと考えられる。
「ものをつ くる授業」は 1970 年代の取り組みだが、様々な体験 活動により社会認識を育てるという考えに基づき実 践された。
現代では、SDGs の 17 の目標のひとつ、 〈つくる責任 つかう責任〉を意識し、〈ものつくり〉 の材料と資源、廃材の再利用に関連した取り組みが 必要とされるだろう。