学習活動を「欲求」=「『実現する』型」と「問題」=「『解決する』型」と名付けているのが興味深い。
また、「問題解決ということは、単に学習活動の発展の契機として重要な意味をもつだけではありません。社会科の学習は、ある意味では問題の解決のしかたを学ぶことであるとも言うことができます。」(p19)と述べている。
これ、今後また重視されるだろうなぁ。
次期指導要領では、問題解決「的」でなく、子どもによる「小さな」問題解決学習が言及される気がする。
というか、僕自身がそういう学習にしていきたいと思っている。
それと本書が1950年に出されていることも意味深い。
いずれにしても問題解決学習を考える上でめっちゃ参考になる一冊。