社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2020 子どもの思考の癖

子どもの「つなぎ言葉」に大事にしています。


以前、「あなたの得意な思考方法は?」と子ども達にアンケートで訊いたことがあります。
「よく,『〇〇と同じで』と、類比することが得意だと思っています。あとは『それで』と繋げることも得意だと思っています」
「『例えば』です。例えば社会の授業などで、竟見を詳しくしたりするときなどです。」
「まず最初に具体例(例えばなど)を、その後に、話を膨らませ(また さらに そしてなど)、最後に、まとめる(つまりなど)ということをしています。つまり、『例えば→また さらに そして→つまり』」
「ありのままに、ノートや頭の中で描くことです」

などと子ども達は回答しました。
読んでいてよくわかりますし、「この子」の姿が思い浮かび、微笑ましくなります。
教師が子どもの思考の癖や得意を見出すと共に、子ども自身が自分の癖や得意を自覚化することに意味があると感じています。