社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1260 〇〇の日本一

兵庫県の日本一」という授業をした後に、「追究」(うちの学級では「追究」と呼ぶが、いわゆる自学のこと)で「奈良県の日本一」をまとめてきた子がいました。
社会科の時間にそれをとりあげて伝えると、子ども達が、「じゃあ、ほかの都道府県もやってみたい!」と言い出しました。
C「ほんまや、47都道府県全部やったらおもしろい」
T「それ、すごいね!この1年間でできたらめっちゃいいね!」
 C「でも、都道府県がかぶったりしそう」
C「かぶったらかぶったで、その違いを見たらおもしろいんじゃない?」
T「そういうの、なんていうんだったっけ?」
C「比較」
C「世界の国編もやってみたい」
T「すごい数になるで(笑)。そもそも世界に何カ国あるかしってるの?」
すぐにiPadで調べる子。
C「196カ国」
C「196p(笑)」
C「でも、分担したら、、、、一人8pぐらい」
C「うーーん、、、」
C「そう考えたら日本なら、、、、」
C「1pか2p!」
C「これは現実的(笑)」
T「おおー、おもろい!全部揃ったら『日本一シリーズ』と言ってすべて印刷しようか」
こんなやり取りをしながら、全員がそれぞれ選んだ都道府県の「〇〇の日本一」を追究ノートにまとめてきて、来週のある時間に一斉に広げて見合うことになりました。
一人ひとりの子がどこを選ぶのだろう?
選んで調べた「きっかけ」、その子の文脈が知りたい。
これ、けっこうワクワクするなぁー。