社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

223 教材開発は「あたためること」

以下は2017.10.15のfb記事です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【宝塚の】
ぶらっと本屋に寄ったら見つけた。
本校4年生社会科の偉人単元は「小林一三」を扱う。
まだ担当したことはないが、そのときがくるまでにしっかり学び、構想を膨らませておきたい。
社会科教材開発は、「その時に」だけでなく「それまでの」学びが大切。
少しアイデアが湧いてきた。

f:id:yohhoi:20191015091328j:plain

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そうなんです。

やっぱり教材開発は「あたためること」が大切。

そのときに役立たなくても、「これはおもろそう!」「これはいつかきっと…」という視点が必要なのでしょうね。

 

おかげさまでその1年後に愉しく授業づくりができました(^_^)

222 『秋季特別展 開館35周年記念「蕪村の手紙」』柿衞文庫2019.10.14(月)

70『秋季特別展 開館35周年記念「蕪村の手紙」』柿衞文庫2019.10.14(月)

f:id:yohhoi:20191014221736j:plain

こちらを展覧したのはたまたま。

ルート・ブリュック展と隣接して開催していたから。

f:id:yohhoi:20191014222020j:plain

でも、これがまたよかったです。

蕪村の人柄がにじみ出ているような作品。

f:id:yohhoi:20191014222833j:plain

その字の独特なこと。

そして味のある絵。

f:id:yohhoi:20191014222820j:plain

書いて描いて、まるでカオスな世界だけど美しい。

 

僕に書を教えていただいた師とそっくりです。

素敵だなぁ。

221 『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』伊丹市立美術館2019.10.14(月)

69『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』伊丹市立美術館2019.10.14(月)

f:id:yohhoi:20191014221838j:plain

北欧・フィンランドを代表するアーティスト、ルート・ブリュック。

 

釉薬の輝き。

f:id:yohhoi:20191014221727j:plain

独特のフォルム。

f:id:yohhoi:20191014221953j:plain

本当に素敵でした。

初期と後期とで作風が変わるのもまたおもしろみもありました。

f:id:yohhoi:20191014221916j:plain

 

ブリュック没後20年。

日本とフィンランドの外交樹立100周年の2019年秋。

絶対おすすめの展覧会。

f:id:yohhoi:20191014221850j:plain

f:id:yohhoi:20191014221757j:plain

 

お近くの方はぜひ!

10月20日(日)まで。

急げ〜。

f:id:yohhoi:20191014221810j:plain

 

220 『実践! 社会科授業のユニバーサルデザイン』

いよいよ発刊。

www.toyokan.co.jp

村田隊長のもと、素敵な仲間たちと書き上げました。

共著本ですが、それぞれがそれぞれで書いたものとは違います。

何度も議論をかさね、妥協なしでやりきりました。

一本筋の通ったものに仕上がったと自負しています。

ぜひご欄ください。

近日発売予定です!

 

【目次】

第1章 社会科授業のユニバーサルデザイン
 1 社会科授業のユニバーサルデザイン
 2 社会的な見方・考え方
 3 社会的な見方・考え方の成長

第2章 社会科に難しさを感じる子どもたち
 1 発達障害の子どもにとっての社会科授業
 2 社会科授業における困難さを軽減する授業UD

第3章 「展開の工夫」と「技法の工夫」
 〇展開の工夫
 1 展開の構造化と問い
 2 単元の展開の構造化
 ~「わたしたちのくらしと工場」(3年)~
 3 本時の展開の構造化
 ~「長く続いた戦争」(6年)~
 4 展開の構造化と「まとめ」
 ~「わたしたちのくらしと水」(4年)~

 〇技法の工夫
 1 共有化
 2 焦点化
 3 視覚化
 4 スモールステップ化
 5 身体性の活用

第4章 「深い学び」と社会科授業のUD

第5章 実践
① 3年 安全なくらしを守る
② 3年 市のうつりかわり
③ 4年 ごみはどこへ
④ 4年 地震にそなえるまちづくり
⑤ 4年 わたしたちの県のまちづくり
⑥ 5年 米づくりのさかんな地域
⑦ 5年 自動車をつくる工業
⑧ 5年 情報を伝える人々とわたしたち
⑨ 6年 天皇を中心とした国づくり
⑩ 6年 近代国家を目指して

 

219 『築地久子の授業と学級づくり』落合幸子・築地久子

f:id:yohhoi:20190930145513j:plain
20年以上前の実践だとは思えません。

まさにアクティブラーニングであり、「深い学び」がそこにあります。

 

この時から築地氏は、教科を横断する汎用的能力の獲得に重きを置いています。
そして氏の言う第四期(2月〜3月)「一を聞いて十を知る段階」では、その汎用的能力を子どもたち自ら自由に使えるようにしています。
氏は人間の内面に目を向け、そこを教育の本質としています。
氏の主張する幅の広いものの見方・考え方は、今まさに大切にされるべきことです。
その先見性というか、その教育や人間の本質を見抜いた実践が当時から行われていたことに驚きが隠せません。


到底真似ができない特殊性があります。

しかし、氏の実践の考え方や方法の中から活かすことができる一般性もあります。


氏の他の書籍や講座での学びを再度捉え直し。

もう少し自分の中で整理しながら、ほんの少しでも自分の実践に落とせるようにしていきたいといつも考えています。

 

218 MacBook Pro

実に6年間がんばってくれた「13インチMacBook Air」。

f:id:yohhoi:20191010205335j:plain

こいつがきてくれたお陰で日々の生活が一変した。

もちろん仕事のスタイルも。

ほんと感謝感謝。

 

そしてこの度、新しくやってきた「15インチMacBook Pro」。

f:id:yohhoi:20191010204337j:plain

日々、ガンガン使用するので処理速度を優先。

そして目が悪いのでできるだけ大きな画面の15インチに。

f:id:yohhoi:20191010205044j:plain

 

 「MacBook Air」もまだまだ健在。

f:id:yohhoi:20191010204400j:plain

新旧交代と言わず、どちらもうまく使い分けて日々の生活をより豊かなものにしていこうと思います♪

217 『赤い指』東野圭吾

f:id:yohhoi:20191009212650j:plain

知人にすすめられて読みました。

基本僕は人に薦められた本は読むようにしています。

 

加賀恭一郎シリーズ。

好きです。

 

現代の家庭を浮き彫りにしたような本作。

読み進めるうちに胸が苦しくなりました…。

家族とは。

愛とは。

考えずにはいられません。

 

なぜ題名が「赤い指」?

と思っていましたが、なるほど…。

 

そしてラストの「桂馬」。

やりますなぁ。

216 『河井寛次郎展』at兵庫陶芸美術館

河井寛次郎展】2018.10.7
1年前の展覧会だけど、これはほんとにすばらしかった。

(fbが「◯年前の今日」を教えてくれるのです。

 まったく便利な機能です(^_^))

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
陶芸は氏の一面を表しているのみだと感じる。
陶芸のほか、彫刻、書、詩、随筆などが、氏の人生と共に表現されている。
形や色。そして言葉で表現する氏。
哲学的であり、宗教的であり…。


特に木彫は「圧巻」のひと言。
アニミズム的な力を全面的に感じる。

 

本展覧会は写真も一部OK。
午後5時以降入館であれば夜間価格で入館できる。
夕方ふらりと訪れることもおすすめする。

f:id:yohhoi:20191007000525j:plain

 

f:id:yohhoi:20191007000540j:plain

f:id:yohhoi:20191007000544j:plain

f:id:yohhoi:20191007000547j:plain

f:id:yohhoi:20191007000550j:plain

f:id:yohhoi:20191007000553j:plain

f:id:yohhoi:20191007000555j:plain

f:id:yohhoi:20191007000558j:plain

f:id:yohhoi:20191007000603j:plain

f:id:yohhoi:20191007000606j:plain

f:id:yohhoi:20191007000609j:plain

 

215 河井寛次郎のコトバ

f:id:yohhoi:20191005063909j:plain
「此世は自分を見に来たところ」
「おどろいている自分に おどろいている自分」
「見るから在る 見れば在る 美は随所にありあまる也」
「どうしてこんなに ものが美しいのだー人間万歳」
「ものは一つではない 見る人の数だけの数」
「自分がつくっている自分 自分が選んでいる自分」
「月のせて 山 寝ている」
「何という今だ 今こそ永遠」