社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

356 板書について

黒板は、どの子どもからもよく見える教室の真正面の位置に固定されています。 教室になくてはならないものです。 黒板の特長を佐藤正寿氏は以下のように整理されています。 明治以来、最も一般的な学習形態の一つとして用いられてきた板書。 その教育的意義…

355 中学校の社会科授業は

中学校の実践も知ろうとふと読んでいました。 ・(小学生段階の事象の確認)と本時の展開に明記。 ・「小学生の一般的な反応はどのようになるのか」 ・「小学生に要求できるものであろうか」 など、色々と小学校の段階を意識して書かれています。 中学校の先…

354 発問の分類

「視点」や「知識」を意識しながら以下のように分類しました。 子どもの思考力育成の面で言えば、「絞る発問」や「広げる発問」だけでは思考に深まりが見られません。 「深める発問」を使用することが望ましいです。 しかし、「深める発問」だけでは子どもの…

353 発問の定義

社会科授業における「発問」について考えています。 発問については多くの書籍で語られています。 例えば、吉本氏は『訓育的教授の理論』(1974)で、発問を 「対象にむかって子どもたちが思考せざるをえないように追い込む教師からのしかけ」と定義しています…