社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

203 5年生「水産業のさかんな坊勢島」②育てる漁業1 海苔

前回の授業で食べた海苔がどのように作られているのかを調べていきます。

子どもたち自身が味わった海苔なので興味津津。

育てる漁業の1時間です。

 

〈のりの収穫の仕方を予想し、発表する〉

T「今日は育てる漁業」

「のりはどのようにして作られているのだろう?」

※のりの作り方動画視聴0:23~1:20

・9月—種付けと冷凍保存

・10月—網張りと干し上げ

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・11月末〜12月初旬刈り取り開始

・4月〜5月初旬末まで刈取りと板海苔加工

※のりの収穫こよみ配布

C「たくさんの準備があって大変なんだ」

T「のりの収穫はどのようにすると思いますか?」

※C-予想「かりとる」「ホースで吸う」

T「実は船で収穫します」

※C-動画を見る。1:20〜

www.youtube.com

C「え〜、もぐってる」

T「もぐり船と呼ばれます」

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〈のり作りの行程動画を見て、工夫を話し合う〉

T「さて、かりとったのりをどうするか。実際に先生が行って教えてもらった動画があります」

※のりづくりの行程動画視聴(授業者撮影)

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※動画をその都度止めて問う。

T「のりを収穫した後そののりを3回以上洗浄します。なぜだと思いますか?」

C「ゴミや細菌を取り除くため」

T「何人ぐらいで最終的にゴミを取り除いていると思いますか?」

C「けっこういるんじゃないかな…」

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T「一人なんです。なぜ一人で大丈夫だと思いますか?」

C「それまでに徹底してゴミを取り除く工夫がたくさんあったから」

C「安心安全を徹底しているんだ」

C「機械でやっているけど、人も作業しているんだ」

T「なぜ機械だけで作業していないのですか?」

C「機械は早いけど、やっぱり人の目で見ていくことが大切」

※板海苔の生産量提示

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※2014年 漁業種類別生産高(瀬戸内海区)提示

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C「すごい割合なんだね」

 

〈ふり返り〉

坊勢ののり養殖は、もぐり船で収穫した後、機械と人で安心安全に気をつけながら作っている。坊勢ののりは、兵庫県水産業の大部分を占めている。

私は〜。

 

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