社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

204 5年生「水産業のさかんな坊勢島」③とる漁業1 鰆はなつぎ漁

春の到来を告げる瀬戸内海の鰆漁。

坊勢では鰆をブランド魚として出荷しています。

今回はとる漁業の工夫と難しさです。

 

〈鰆はなぜ3艘の船で漁をするのかを考え、発表する〉

T「今日はとる漁業」

※鰆提示 

C「鰆だ」

T「鰆は、いつとれる魚だと思いますか?」

C「春。だって魚と春だから(笑)」

T「3月〜5月が旬。・体長が1m以上にもなる大きな魚。・鰆は出世魚(サゴシ→サワラ)です」

T「鰆の群れを見つけるにはこれを使います」

※魚群探知機提示。 

C「魚群探知機だ」

T「見つけた鰆はどのようにしてとっていると思いますか?絵に書いてみましょう」

※1:12まで動画を視聴。

www.youtube.com

T「鰆のはなつぎ漁は3艘で行います。なぜ3艘の船で漁をしていると思いますか?」

C「とった魚をすぐに運ぶための船がある」

C「より新鮮な状態で運べるようにしているんだね」

 

〈とった鰆を新鮮に保つ工夫について調べ、ブランド化するよさについて話し合う〉

※2:02まで動画視聴。

C「新鮮さを保つために血抜きと神経しめをしているんだ」

T「そしてどこへ運ばれていきますか?」 C「港」

T「妻鹿漁港へ運ばれます。船の荷物を陸に移すことを水揚げといいます。漁業の収穫、漁獲高のことです」

T「そうやって出荷され鰆がこれです」

※華姫鰆提示

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C「タグに名前がつている」

T「なぜ名前がついていると思いますか?」

C「名前がつくことでおいしい印象を与える」

C「坊勢でとれたことの証明になるし、高く売れる」

C「ブランドだ!」

T「付加価値がつきます」

 

〈とる漁業の難しさと困難さを考え、発表する〉

T「鰆漁をしている漁師さんが抱えている悩みがあります。何だと思いますか?この資料から考えてください」

※「ある1週間の鰆の水揚げ量」グラフの提示

C「めっちゃとれる日もあるし、とれない日もある」

C「安定していないのはとる漁業の問題でもあるんだね」

 

〈ふり返り〉

坊勢の鰆漁は、3艘で行うはなつぎ漁で行い、ブランド魚として出荷している。

とる漁業の悩みは、不漁の日もあるので水揚げ量が安定しないということだ。

私は〜。

 

 

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