春の到来を告げる瀬戸内海の鰆漁。
坊勢では鰆をブランド魚として出荷しています。
今回はとる漁業の工夫と難しさです。
〈鰆はなぜ3艘の船で漁をするのかを考え、発表する〉
T「今日はとる漁業」
※鰆提示
C「鰆だ」
T「鰆は、いつとれる魚だと思いますか?」
C「春。だって魚と春だから(笑)」
T「3月〜5月が旬。・体長が1m以上にもなる大きな魚。・鰆は出世魚(サゴシ→サワラ)です」
T「鰆の群れを見つけるにはこれを使います」
※魚群探知機提示。
C「魚群探知機だ」
T「見つけた鰆はどのようにしてとっていると思いますか?絵に書いてみましょう」
※1:12まで動画を視聴。
T「鰆のはなつぎ漁は3艘で行います。なぜ3艘の船で漁をしていると思いますか?」
C「とった魚をすぐに運ぶための船がある」
C「より新鮮な状態で運べるようにしているんだね」
〈とった鰆を新鮮に保つ工夫について調べ、ブランド化するよさについて話し合う〉
※2:02まで動画視聴。
C「新鮮さを保つために血抜きと神経しめをしているんだ」
T「そしてどこへ運ばれていきますか?」 C「港」
T「妻鹿漁港へ運ばれます。船の荷物を陸に移すことを水揚げといいます。漁業の収穫、漁獲高のことです」
T「そうやって出荷され鰆がこれです」
※華姫鰆提示
C「タグに名前がつている」
T「なぜ名前がついていると思いますか?」
C「名前がつくことでおいしい印象を与える」
C「坊勢でとれたことの証明になるし、高く売れる」
C「ブランドだ!」
T「付加価値がつきます」
〈とる漁業の難しさと困難さを考え、発表する〉
T「鰆漁をしている漁師さんが抱えている悩みがあります。何だと思いますか?この資料から考えてください」
※「ある1週間の鰆の水揚げ量」グラフの提示
C「めっちゃとれる日もあるし、とれない日もある」
C「安定していないのはとる漁業の問題でもあるんだね」
〈ふり返り〉
坊勢の鰆漁は、3艘で行うはなつぎ漁で行い、ブランド魚として出荷している。
とる漁業の悩みは、不漁の日もあるので水揚げ量が安定しないということだ。
私は〜。