社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

326 5年生社会「海津市の農業と圃場整備」

低い土地のくらしと高い土地のくらしを同時並行して学習しています。

以下のような〈ふり返り〉を紹介し、高い土地から低い土地へと調べる対象を移していきます。

子どもの「言葉」から学習を組み立てていけるので嬉しいものです。

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海津市の農業と圃場整備

【圃場整備】

堀田、上げ船の確認。

昔と今の輪中の上空写真提示。

C「わ、めっちゃ変わっている」

T「どう変わっていますか?」

C「田がきれいに整理されたんだ」

T「このように環境を整理することを圃場整備といいます」

 

【圃場整理されてよくなったことは?】

T「田がきれいに整理されるといいことあるのかな?」

C「田の面積が大きくなる」

C「トラックを使って運びやすい」

C「機械が使えるようになる」

※機械化による労働時間短縮資料提示。

C「めちゃくちゃ速くなった」

C「これは楽だ」

C「人が少なくてすむ」

C「人件費がうく」

 

【機械化が進むメリット・デメリット】 

T「どれくらい値段すると思う?」

田植え機、トラクター、コンバインの値段提示。

C「そんなに高いんだ!」

C「家が建ちそう、、、」

福江営農後藤さんの動画提示。

C「共同でやってるんだ」

事故が多い事実提示。

C「あ〜、事故…」

C「農業中の事故って多いんだ」

 

【機械化についての意見】

T「機械化は本当によいのでしょうか?」

C「けがしたりするぐらいなら手作業のほうがいいかな」

C「でも、すごく時間がかかって無理だと思う」

C「機械が自動化するようになればいいと思う」

C「免許制度にしたらいいんじゃないかな」

C「手作業の方がやりがいがあるよ」

 

この機械化、あり、なしの話し合いは大いに盛り上がりました。

授業後も必死で訴えてくる子どもたち…。

一生懸命考え意見する子どもたちを愛おしく思います。

 

 

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