『社会科の学習課題づくりと授業展開』木原健太郎・高橋貞夫編著(1983)明治図書
「学習問題」について多くの書籍を書いている北俊夫氏の理論のベースになったのであろうと思われる内容が記載されています。
例えば、
「①論理的追求型②作業型③探検型④意志決定型」などの学習問題の分類。
「事実認識➡焦点化➡明確化」などの「学習問題づくり」の基本的な学習過程。
「学習問題(課題)」を考える上で非常に貴重な書籍です。
さて、先日紹介した北俊夫氏の書籍。
実は、本書では北氏が教諭時代に書かれた実践も載っています。
「わたしの学習問題」を立てることの重要性を指摘しています。
そうなんですよね。
「学習問題」を立てたとしても、その学習問題が子ども達1人ひとり、自分のものになっているのかということは非常に重要です。
大切なことは何年も前から言われています。