社会のタネ

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498 『社会科の学習課題づくりと授業展開』

『社会科の学習課題づくりと授業展開』木原健太郎・高橋貞夫編著(1983)明治図書

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「学習問題」について多くの書籍を書いている北俊夫氏の理論のベースになったのであろうと思われる内容が記載されています。

例えば、

「①論理的追求型②作業型③探検型④意志決定型」などの学習問題の分類。

事実認識➡焦点化➡明確化」などの「学習問題づくり」の基本的な学習過程。

「学習問題(課題)」を考える上で非常に貴重な書籍です。

 

 

さて、先日紹介した北俊夫氏の書籍。

yohhoi.hatenablog.com

実は、本書では北氏が教諭時代に書かれた実践も載っています。

「わたしの学習問題」を立てることの重要性を指摘しています。

そうなんですよね。

「学習問題」を立てたとしても、その学習問題が子ども達1人ひとり、自分のものになっているのかということは非常に重要です。

 

大切なことは何年も前から言われています。