社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

585 子どもの記録

自分が行った授業の記録はよくとります。
例えば、板書記録であったり、発問の記録であったり、発問によって子どもがどう動いたのかであったり…。
 
それらはそれで大切なことなのですが、子どもがどうあったか、子どもがどう変化したのかという記録は少なかったということは否めません。
また、子どもの捉え方を「経験」と「感覚」と「思い込み」で捉えていることが多いように思います。
 
客観的に分析的に連続的に子どもを見ていく必要があります。
それをするには「記録」しかありません。
 
とはいえ、子どもたち全員の記録をとることは至難の業です。
ですから、まずは3名を選んで日々とり続けることからはじめます。
 
3名の選び方は色々考えられます。
学級の実態やその時の状態に応じて授業者が選択することが大切でしょう。
また、3名を記録し続けるうちに、その子との関わりの中で他の子の記録もとるようになります。
 
まずは持続可能な形からはじめたいものです。

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