社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1158 「Flat Nagaoka個別最適な学び×社会科」終了

昨日は附属長岡小学校で企画された「Flat Nagaoka個別最適な学び×社会科」でした。
 

180を超えるお申し込みにびびっていましたw
いっしょに登壇させていただいた椎井さん、川口さん、倉石さんをはじめ附属長岡小学校の皆様、参加くださった皆様に感謝です。
 
懇意にさせていただいている佐渡の小田さんがいつも誠実なフィードバックをくださいます。
その一部を以下に紹介させていただきます。
 
<宗實先生のご講演より>
 ○「個別最適な学び」「協働的な学び」は「主体的・対話的で深い学び」を実現するための手段である。
○手段としての「個別最適な学び」「協働的な学び」を促進させるために、ICT活用は有効的と考える。
○特に大切なのは、「教科としての深い学び」を実現させること。そのためには、「社会的な見方・考え方」を子どもが働かせられる(働かせたいと思える)授業を考える必要がある。
○個人の問いを活かし、問題解決的な学習をするのは、全体の授業の3割ほどである。時数を考えると全ての授業で行うことは厳しい。
○個別学習をさせて、獲得させたい概念的知識に至っていなかったり、働かせたい見方・考え方を働かせられず微妙だなと感じたり、新しい視点を与えたりしたい場合は、躊躇せず一斉授業を行う。
○最終的には、一斉授業でやっているようなことを子どもたちだけでできるようになることをイメージして授業を創る。
○「すべての子どもの学習権を保障する」ための覚悟を私たちがもつことが大切。そのためには徹底した子ども理解が必要。そのために、子どもの思考や活動を丁寧に感じることを行いたい。
→というような内容だったと小田は認識しています(もし間違っていたら宗實先生ごめんなさい。ご指摘くださいm(_ _)m)。
ありがたいことに、宗實先生のお話を聴く機会が多く、宗實先生が大切にされていることの輪郭を、うっすらとですが感じ取れるようになってきたと思っています。やはり根底にあるのは、「すべての子どもの学習権を保証したい」「一人ひとりの子どもたちを大切に感じたい」という、宗實先生の誠実なお人柄、子どもたちへの想いが実践に現れているのだなと感じました。自分は特にそうですが、小手先の手立てにとらわれ、一番根底にある「子どもたち一人ひとりを丁寧に観る、感じる」という視点が抜けがちになります。そのことに気づかせていただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
改めまして、貴重なご講演をしてくださった宗實先生に、感謝申し上げます。
 
 
ほんと、こちらが感謝です(^_^)
小田さん、いつもありがとうございます!
 
 
明後日土曜日は拙著の読書会があります。
よろしければご参加ください(^_^)
詳細は、明日のブログにて紹介いたします。