個別最適な学びとは、「個に応じた指導」(指導の個別化と学習の個性化)を学習者の視点から整理した概念です。
◼️指導の個別化は、一定の目標を学習進度等に応じ異なる方法で指導すること。
◼️学習の個性化は、それぞれ異なる目標について興味・関心に応じて学ぶこと。
つまり、
・指導の個別化は、目標は同じだけど、違った学習方法で学習を進めること。
・学習の個性化は、そもそもそれぞれの目標や学習内容が違い、それぞれが学習を広く進めていくこと。
と捉えることができます。
主語を子どもにすることが重要で、キーワードは「選択すること」「決めること」です。
子どもが学習方法を選択すること。
子どもが学習する目標、内容を決めること。
そうすることで、子どもが自分で学習を(調整しながら)進めているという意識を持たせることができます。
教師は子どもが選択したり決めたりできる場を意図的に用意することが重要です。
これら個別最適な学びと協働的な学びが一体的に充実することによって、主体的・対話的で深い学びが実現すると言われています。
さて、子どもが自己調整しながら学んでいける授業を教師がどうデザインしていくか、これが大切です。
ただ今思考中です。
とりあえず、「単元表」を少しずつ改良し、単元の中でバランスをとりながらデザインしていこうと思います。