社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1192 大人は子どもと共に歩みながら学ぶ

本年度、人生発の2年生担任をさせていただいて、多くの気づきを得ることができました。

本当にありがたい経験をさせていただきました。

 

◼️子どもに負ける瞬間

先日石井英真氏が

「授業の中で『おもしろいなぁ』と思う瞬間、教師は子どもに負けている」

といったことを言われていました。

ということは、僕はこの1年間、ほぼ毎日2年生の子ども達に負けていましたw

 

◼️ゆったりとした「かまえ」

6月、奈須さんに授業を見ていただいた後、

宗實「僕、2年生の担任はじめてなんです。めっちゃおもろいですね」

奈須「低学年はいいよー。2年生の3学期なんて最高だね」

なんて会話したことを思い出します。

2年生の3学期、めちゃくちゃおもろかったです。

子どもの「はたらきかける感」「動き出す感」がはんぱなかったです。

余裕で教師の想定を超えてくれます。

そう感じられたのも、子ども達が僕自身の「かまえ」を変えてくれたからかもしれません。

 

◼️「ほどほど」でいい塩梅

授業の内容の「量」はほどほどでいい。

きっとその方が「ほどほど」を超えた時の喜びを子どもと共有できるから。

よくばらない。

余白を残す。

そこを共におもろがること。

時間がたてばたつつほど、学びが豊かになる瞬間を多く感じました。

 

子ども達と共に過ごす日々が尊いものでした。

多くの学びをくれた子ども達に感謝。

 

さて、明日からまた新しい出会い。

豊かな日々を過ごしたいものです。