社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1191 一斉授業が適している場面

一斉授業にするのか、個別学習にするのか、その見極めが必要。

教科、教材、1時間の学習内容によって、一斉授業の方が適しているもの、個別学習の方が適しているものがあります。

社会科において一斉授業で行うべきものは3つだと考えています。

 

①学習計画を立てる場面

②社会的な見方・考え方を働かせる場面

③獲得した概念を適用する場面

その理由

①子どもたちが見通しをもつ重要な場面だから。でも、学習計画を立てる場面は教師もブラックボックス的存在。

②社会的な見方・考え方を働かせて問題解決をするのですが、そのための「問い」の設定と、目には見えないもの、意味や特色を見出すことが子どもには難しい。

③獲得した概念を適用すること、子どもたちだけではなかなかは難しい。

 

でも、最終的にはこれらを子どもたち自分自身でできるようになればいい。

まずは一斉授業でしっかりと確認し、そこからだんだん指導を緩めて、子どもたち自身でできるようにゆだねていくことが重要です。