社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1250 てまひまのかかること

名著『はじめに子どもありき』を著した平野朝久氏は、『追悼集 重松鷹泰先生』の中で、授業記録から分析する方法のことを
「本当に大事なことは時間やてまひまのかかることなのだと思います。」
と述べています。
 
やっぱり僕たち教師は「てまひまのかかること」を簡単にすませてはいけないし、「てまひまのかかること」に価値をおかなければいけません。「てまひまのかかる」実践こそが、インスタントな実践にはない、味わい深く染み渡るようなものが顕れるものだからです。