社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2039 「発問」の発想と技術

友人が、HPにアップされていることを教えてくれました。
本書は、「問い」や「発問」に関するあれこれをかなり網羅的に詰め込んだ一冊です。
1冊の中で第8章まで細かく書き記したのははじめてですw
おそらく7月末発刊予定なのでもう少しありますが、ご興味のある方はぜひ手に取られてみてください^_^
よろしくお願いいたします。

https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-239921-3

 

以下、目次です。

 

 

目次

 

 

まえがき

 

 

第1章 発問研究の歴史

 

  発問の歴史を概観する

  1 古代の発問法

  2  日本の発問の源流

  3  明治の近代学校制度

  4  新教育の影響

  5  大正自由教育期の児童中心主義

  6  戦後の日本教

  7  これからの発問   

 

 

第2章 主体的な学びを引き出す「よい発問」の条件とは

 

1 「問い」と「発問」とは何か

  1 「問い」の定義

  2 「発問」とその機能

  (1)子どもの思考に働きかける教師の問いかけ

  (2)子どもたちの分化

  (3)問い方を教える

  (4)受動的発動

 

2 「よい発問」とは何か

   ■ よい「発問」とわるい「発問」

  (1)よい発問とは

  (2)よい発問の条件

  (3)わるい発問とは

 

3 「よい発問」が生まれやすくなる環境

 1 問うことを歓迎する

 2  聞き手の質問を豊かにする

 3  「感度」を高める

 4  環境を開放する

 5  知的好奇心を引き出す

 6 発問が毒になることもある

 

 

 

第3章 発問の分類と組織化

 

1 どのように分類するのか

 ■ 「発問」の分類

 

2 どのように組織化するのか

 1 発問の組織化

 2 論理的な組織化

 3 科学的な組織化

 4 心理的な組織化

 

 

第4章 「発問」づくりの基礎基本

 

1 先人に学ぶ発問論―『教育学講義速記録』よりー

 1 項目の説明

 2 谷本の発問作成

 

2 発問づくりの基礎基本とは

 1 基礎・基本とは

 2 発問づくりの基礎・基本

 3 発問づくりの5つのステップ

 

 

第5章 見方・考え方を働かせる発問のつくり方

 

1 見方・考え方とは

 1 見方・考え方を働かせる

 2 見方・考え方の成長

 

2 見方・考え方を働かせる発問

 1 教科共通の考え方

 2 教科特有の考え方

 

3 子どもの知識を発展させる発問

 1 「見方・考え方」と知識

    2 「スキーマ」の利点

    3 スキーマを発展させる発問

    4 「見方・考え方」とスキーマの発展

 

第6章 子どもの思考とあり方をゆり動かす発問観

 

    1 「ゆさぶり発問」の考え方

 1 ゆさぶりは「観」の問題

 2 「子どもの論理」から考える  

 3 互いにゆさぶり合う

 

2 ゆさぶり、オープンエンドで終える

 1 既知から未知を引き出す

    2  よさや価値を引き出す

    3 「間」を活かす

 

 

第7章 子どもの側からの問い

  

1 子どもの見取りをどうするか  

 1 記録から

    2  「この子」の発言を活かす

    3  単元構想の捉え直し

    4  つながる学び

 

2 「この子」の見取りをどう活かすか

 1 「この子」をとらえて活かす

 2 教材研究からつくる問い

 3 子ども研究からつくる問い

 4 「この子」の見取りから考える

 5子どもからの「問い」を見極める

 

3 子どもの発言の段階から考える 4p

    1 よい授業の条件

    2 子どもの発言の五段階

    3 子どもの側から組み立てる

 

第8章 学習者主体の授業を考える

 

1 子どもを支え、受ける教師の態度  

 1 「支援」を考える

 2 支援的発問

 3 学習者主体の授業を使う教師の言葉

 4 子どもの言葉の受け止め方・拡げ方

 

2 子どもの内なる「問題」を育てる

 1 「問題」をもつのはだれか

    2 選びとった問い

    3 子どもは問う存在

    4 内から発動する問い

 

 

 

あとがき