澤井陽介氏の書籍はすべて拝読しています。
先日発刊された書籍『教師の学び方』にこのようなことが書かれていました。
「今までとはちょっと違うこんな授業をやったら、子供がこんなリアクションをした」“それはいったいなぜなのか知りたい”“ほかの先生にも伝えたい”という気持ちを抱くのは、教師の性なんじゃないかと思います。「授業のおもしろさ」は、子供たちみんなが元気、笑顔がいっぱい、楽しそうだという側面にも表れると思います。しかし、それ以上に「授業を工夫すると、子供が変わる」ところにあるのだと思います。
そもそも社会科嫌いの僕が「社会科っていいな」と思えたのも確かに子どもの反応が変わったからでした。書かれているように、それはなぜかを考えていくと、自分の授業改善の視点が浮き上がってきました。
少し本を読む、少し実践してみる、少しふり返ってみる。
そんなことの繰り返しで、社会科授業が好きになっていったような気がします。