4年生の学習内容だった「安全なくらしを守る」単元。
3年生の学習内容となりました。
市町村単位の地域の中で学習したほうがより効果的だからです。
本単元では、消防と警察それぞれの「緊急の対処」「未然の防止」について学習します。
ここで重要なのは、「消防署と警察署の重点の置き方」です。
消防署は、火事に対処するなど、緊急の対処に重きを置く。
警察署は、事件や事故を防ぐなど、未然の防止に重きを置く。
このように、どちらに重きを置く方がより効果的な指導ができるかを考えます。
また、消防署の仕事をメインで単元をすすめるのか、警察署の仕事をメインで単元を進めるのかを考えます。
例えば、消防署に重点を置いた計画だと以下のように考えられます。
ちなみに、消防と警察、事例は違いますが、獲得させたい概念的知識(ゴール)は同じ。
2つの事例は必ず扱うものの、指導時間に軽重をつけて指導することが大切です。
以下は、単元計画(「問い」の構想)の一例です。