訳あって、社会科に特化した発問について考えています。
発問については先行実践、研究が山程あります。
少しでもわかりやすく整理できるように文献をあたっています。
発問について実に様々な角度から実践、研究されていることがおもしろいです 。
例えばこの書籍。
1969年の書です。
9名の方がそれぞれの項目をそれぞれの視点で書かれています。
教材の性格による発問構成、指導段階による発問構成、学習者の反応予想による構成等…。
様々な要因と発問との関係について記されています。
「まずい発問」なんかも書かれていました。
よくこんなネーミングを思いつくなと笑ってしましましたが(^_^;)
当時の時代性も帯びています。
当然、学習者も今とは違うのですから、発問について一概に語ることはできません。
でも、 その時代からずっと研究され、大切にされてきた普遍的なものを見つけ、今目の前の子どもたちに生かしていきたいものです。