今日の学習内容は二つ。
「嬬恋村でキャベツ生産が盛んな理由」と「時期をずらして出荷することのよさ」を考えること。
- なぜ嬬恋村ではキャベツ生産が盛んか?
予想をさせた後、標高図と気温図を提示。
二つを関連づけながら考えさせる。
C「標高が高いから、涼しい」
C「その涼しい気候を利用して栽培している」
- 時期をずらすことのよさ
ブラインドをかけたキャベツの出荷量グラフを提示。
春にキャベツの出荷が多いことを確認する。
その後、ブラインドを外す。
C「7月〜10月はほとんどが群馬県産」
C「他が少ないからよく売れる」
C「よく売れるから儲かる」
利益が上がる。という表現を教える。
C「食べる人もたくさんあって嬉しい」
なるほど、消費者目線でも考えているんだ。
このように、立場によって考えることの大切さも伝える。
経済的視点にもつながる促成栽培、抑制栽培の用語も確認する。
YouTube動画で紹介していたキャベツマラソンについて説明。
その時にお世話になった久保さんを紹介。
予めレコーディングしていた久保さんとのズームのやり取りを見せる。
夏秋キャベツの出荷量のさらに深い話を聴かせていただく。
これから久保さんには多くの場面で登場していただく。
今年の個人的なテーマは、「人」に徹底的にこだわること。
こういうときだからこそ人が見える社会科、人とつながる社会科にしていきたい。
〈ふり返り〉
嬬恋村の人は、高い土地による涼しい気候を利用して、夏に多くのキャベツの栽培を行っている。他の産地と出荷時期をずらすことで、高い値段で売ることができ、利益が上がる。
私は〜。
久々のリアルな対面式の社会科授業。
ゆっくりと進めたが、子どもたちの聴ききろうとする態度や、一人の発言からつなげて授業つくっていくこと等、大切なことを確認できた1時間でした。
そのため、時間的に厳しかったのは反省点。
十分に板書をとれていなかった子もいるので板書写真はロイロノートで送る。
オンラインツールを有効活用したよりよい授業も模索していきたい。
やっぱりリアルな対面授業が一番だなぁ。
そんなことを実感した1時間でした。