- 1『モノ』とは、人間が社会生活の中でつくり出してきた物である。
- 2『モノ』とは、人間が社会生活の中で発見・利用してきた物である。
- 教材—実物、絵・図・写真、統計資料、物語・民話、見学、事実(発問)、子どものアイデア、童話・民謡など。
- この中の『実物』『絵』などに当たる物が、『モノ』である。
- 『授業活性化のすぐ仕える「モノ」図鑑』村上浩一
「モノ」の力は大きいです。
「モノ」を提示するだけで、興味をひき、「問い」を引き出し、印象づけることができます。
「問い」を引き出すというより、「モノ」自体にたくさんの「問い」が含まれているのでしょう。
「モノ」の裏側にかくされている「ヒト」や「コト」のつながりをみえるようにしていきたいです。
「見えるものから見えないものを見えるようにしていく」。
正に社会科授業の醍醐味とも言えるのではないでしょうか。
例えば5年生の担任になれば毎年購入しているこれ。
そう、サトウキビ。
これを教室に持ち込むだけで興味を引きます。
「めっちゃ長い!」
「沖縄で見た!」
「なぜこんなに曲がってるの?」
多くの声が聞こえてきます。
子どもたちの追究がはじまります。
色々な「モノ」がありますが、「モノ」をどこでどのように入手したのかを記録しておくことは大切です。
次回のためにもなりますし、共有財産にもなります。
ちなみにこちらのサトウキビは、いつも同じ所にお世話になっています。