社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

391 「問いと答えの距離」と発問

昨日は読書会で片上宗二氏の書籍『社会科授業の改革と展望』を読み合っていました。

氏は、

「問いと答えの短い授業」

「追求し続けられない授業」

「わからなさを残さない授業」

が多くなっているという指摘をされていました。(1985年当時)

 

「問いと答えの距離」は本時レベルでも単元レベルでも、もっと大きなレベルでも考えられるなぁ、なんて思いながら読んでいました。

 

下の表は「問いと答えの距離」を意識しながら「(社会科を)知るための発問」から「分かるための発問」「関わるための発問」へと段階的に発問することを整理しています。

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 もうちょっと長いスパンや別のレベルで整理する必要もあるかな、とも考えています。