社会のタネ

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622 社会科の理論と方法

【社会科の理論と方法】

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上田薫氏の名著『社会科の理論と方法』は
1952年初版(岩崎書店
1955年新版(黎明書房
1961年増補版(黎明書房
という増補改訂を繰り返しています。
似たような名前の書やよくありそうな書名なので、検索してもなかなかヒットしないかもしれません。
ですが、本書は社会科教育の本質を経験主義哲学の根底から解明した最も基本となる書物であり、古典ともいうべき正に名著です。
それが『上田薫社会科教育著作集』の第2巻にすべて収められています。
『社会科の理論と方法』、『上田薫社会科教育著作集』の第2巻、非常に手に入りにくい書物となっていますが、機会があれば一読することを強くおすすめします。

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