立場を明示すると効果的。
4年生「ごみはどこへ」の学習で、「レジ袋を有料化している」「リサイクルセンターをつくってペットボトルやびんを資源化している」「ごみを分別して出している」「リサイクルする」などの意見が子どもたちから出される。
すべて関係的な視点(工夫)の意見である。
これらを意図的にわけて板書することで、子どもたちは販売者、市、消費者、それぞれの立場から多角的に考えることができる。
そして、出された意見を総合的に捉えることで、多くの人たちがごみの量を減らすための工夫をしているということが理解できる。
明示的な板書をすることで、子どもたちは比較・分類したり、総合したりしながら考え、社会的事象の意味や特色を見い出しやすくなる。