社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

1139 実践記録は教師の綴方

 実践記録は、教師の綴方だと考えている。子どもたちの綴方が、子どもたちの生活の記録であるところにそのねうちがみとめられるように、実践記録は教師の生活記録であるところにねうちがある。もちろんここでいう生活とは、教育実践を中核にして、そこにぶつかる問題や矛盾やそれへの克服のいとなみをすべて含み、さらに人間としての教師の生活感を反映している。
 
勝田守一(1972)「実践記録をどう評価するか」『勝田守一著作集3』国土社
より