社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

2037 問いの醸成

先日の講座で扱えず、十分に説明できなかったスライド(^_^;)



「問いの醸成」とは、「この子」が自らの問題意識を生成し、それが育まれるプロセスを指す。さらに、その問題意識が他の「この子」と関わり合うことで、それぞれの「この子」独自の問題意識や、学級全体の雰囲気や考え方が徐々に形成されていくことも含まれる。

問いが醸成される条件として、
・子どもたちが受容できる関係性をもつこと
・教師が学習対象に対する自由な関わりを許容すること
・子どもたちが自分のくらしとの結びつきを実感すること
が挙げられる。

子どものもつ問いが発露されて、それらが触発されて混じり合ったり刺激し合ったり、そこにひらめきがうまれたりする。
それは子どもの「つぶやき」に現れることが多い。
つぶやき、関わり合える集団にすることが大事だと改めて思う。
つぶやきから問いが醸成されていく感じがする。
相乗効果でより膨らんだり、つながったりすると考えられる。
だからこそ、共に学ぶ意味がある。