2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
社会科は、数学や理科のような自然科学系の学習と違って対象が見えにくく、主観的に対象を見る場合が少なくありません。 だから、子どものつまずきを捉えることが難しいのです。 より総合的に多面的につまずきを捉えようとする努力が必要だと感じています。
文部科学省国立教育政策研究所より 『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』 が出されました。 具体事例も書かれていて非常にわかりやすいです。 さて、なぜ今「指導と評価の一体化」なのでしょうか? 今回の学習指導要領で、目指す資質…
「子どもたちが得た知識を適用(転移)できるようになってほしい!」と思っている教師。 でも、子どもたちの実態は…。 なかなか難しいです。 期待しているほど簡単に知識を適用することはありません。 だからこそ、子どもが知識を適用しやすいように、教師が…
昨日は読書会で片上宗二氏の書籍『社会科授業の改革と展望』を読み合っていました。 氏は、 「問いと答えの短い授業」 「追求し続けられない授業」 「わからなさを残さない授業」 が多くなっているという指摘をされていました。(1985年当時) 「問いと答え…
子どもたちとテストのふり返り、分析をしていました。 T「なぜ嬬恋村では夏でもキャベツの生産がさかんなのですか?」 という問題。 多くの子どもたちが C「夏でも涼しい気候だから」 と書いていました。 T「じゃあ、なぜ夏でも涼しい気候なのですか?」 と…
どの教科にも共通する方法です。 どのように共有化させるのかは、多数考えられます。 例えば、 再生させる方法。 継続させる方法。 暗示させる方法。 解釈させる方法などです。 これらは、どの教科でも使える共有化の方法です。 「何を」共有化させるのかに…
今日の授業では、子どもたちが「例えば」と「つまり」をよく使って説明していました。 それを価値づけました。 「例えば」は、抽象(概念や意味)をもとに、具体的なことがらを引き出す演繹的思考を促す言葉です。 「つまり」は、具体から抽象(概念や意味)…
地図帳は非常に有効な学習ツールです。 にも関わらず、1年間でほとんど開かなかったという事実もあるようです。 どの単元でどのように活用できそうか、少し意識するだけでも変わってくると思います。