社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

美術館・展覧会

216 『河井寛次郎展』at兵庫陶芸美術館

【河井寛次郎展】2018.10.71年前の展覧会だけど、これはほんとにすばらしかった。 (fbが「◯年前の今日」を教えてくれるのです。 まったく便利な機能です(^_^)) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー陶芸は氏の一面を表しているの…

201 田中一村

【誇り高き孤高の画家】田中一村に興味をもって購入。 その画業はもちろん、氏の人生、生き方に強く興味をもった。「私はバカになりたい。正気であるうちは、正気の絵しかかけません」「私の死後、五十年か百年後に私の絵を認めてくれる人が出てくればいいの…

188 『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション -初期浮世絵から北斎・広重まで』大阪市立美術館

66『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション -初期浮世絵から北斎・広重まで』大阪市立美術館 2019.8.21(水) 浮世絵についての原稿があたっているので、ナイスタイミングの開催でした。 歌川広重をメインに考えてていましたが、これがまた全て素晴ら…

175 恋する古伊万里—かたちとデザインの魅力—

62『恋する古伊万里—かたちとデザインの魅力—』兵庫陶芸美術館2019.8.14(水) 有田焼は約400年前に誕生し、日本における磁器の起源となっています。 伊万里の港から輸出していたことから「伊万里焼」と呼ばれるようになったそうです。 有田・伊万里焼は…

156 なぜ美術館へ行くのか?

美術館へ好んで訪れます。 なぜか? 「ホンモノ」に出会えるからです。 紙面で見ている絵とはやはり違います。 そのサイズ感であったり存在感であったりは実際に実物を観なければわかりません。 絵の表面の艶や微妙な凸凹なども実物を観なければわかりません…

147 『生誕120年 山沢栄子 私の現代』西宮市大谷記念美術館2019.7.25(木)

54『生誕120年 山沢栄子 私の現代』西宮市大谷記念美術館2019.7.25(木) 給食をいただいた後、行きたかった大谷記念美術館へ。 『生誕120年 山沢栄子 私の現代』。 山沢栄子氏は、大阪市出身の写真家。 女性写真家のパイオニアであり、関西を拠点にポートレー…

128 『村山槐多展』おかざき世界子ども美術博物館

「とにかく観たい」という衝動に駆られて「おかざき世界子ども美術博物館」へ。 『村山槐多展』。 約100点の新発見作品公開。 代表作品も公開。 正に村山槐多が網羅された展覧会。 ただこのためだけに名古屋へ。 ほんまに行ってよかったです。 平日火曜日…

124「河井寛次郎記念館」へ

河井寛次郎記念館。 ずっと行きたかった場所です。 「え、こんな場所にあるの?」というぐらい自然に建っている「河井寬次郎記念館」。 ありとあらゆるところに寛次郎の息吹を感じることができる空間。 当時の暮らしをそのままに感じることができます。 とに…

123 『春季特別展 樂歴代 不二を見る』樂美術館

京都、樂美術館へ。 令和元年の春季展覧会。 日本の象徴・霊峰富士を意匠に取りいれた歴代作品の展示。 黒樂、赤樂茶碗に描かれた富士の絵。 かっこよかったです。 両手で包んでみたくなります。 凛としてとても心地いい空間。 樂焼の歴史、樂家の伝統等のお…

119 福田美術館

2019年10月、京都嵐山に「福田美術館」開館。 fukuda-art-museum.jp 俵屋宗達、円山応挙、伊藤若冲、上村松園、速水御舟、横山大観…。 会館したら絶対に行きます! 楽しみで仕方ありません(^_^) 待ち遠しいなぁ。 www.youtube.com 〈福田美術館〉 616-8385 …

118 『美しき愚かものたちのタブロー』原田マハ

今、最も楽しみにしていた小説が届きました。 『美しき愚かものたちのタブロー』 原田マハ氏の新著。 国立西洋美術館の礎“松方コレクション”の奇跡を描く物語。 史実に基づくフィクションです。 今からじっくり読み進めようと思っています。 僕の大好きな『…

92 『没後130年 河鍋暁斎』兵庫県立美術館

ようやく行けました。 『没後130年 河鍋暁斎』 GW中だったので、人は多めでしたが許容範囲。 結論から言って、観に行ってよかったです。 ぶっとんでいると言うか、カオスすぎて笑えてくると言うか…。 この時代にこんなエネルギー。 周りからどんな風に見…

86 『明恵の夢と高山寺 後期』中之島香雪美術館

今回は後期展示。 社会科研究仲間と3人で鳥獣戯画の丙巻、丁巻を観に。 前期と後期、どちらも入館するのははじめてでしたがよかったです。 やっぱり実物を観るのが一番。 そして、仲間と共有できるのがやっぱり愉しいものです。 www.kosetsu-museum.or.jp

49 『没後40年 バーナード・リーチ展 -山本爲三郎コレクションより』大山崎山荘美術館

バーナード・リーチ(1887-1979)の没後40年を記念する展覧会を開催いたします。 画家を目指していたリーチは、日本で陶芸に出合い、その奥深さに魅了されます。また、民藝運動を提唱した柳宗悦や、のちに運動の担い手となる河井寬次郎、濱田庄司と交流を深め…

41 『驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ』あべのハルカス美術館

並河靖之の七宝作品を観ることをメインにしていました。 単眼鏡を持っていっていたので細部までじっくりと観ることができました。 今日は単眼鏡が大活躍。 それにしてもびっくりするような作品ばかりでした。 絵画、彫刻が工芸より上位に置かれる認識が大き…

36 『明恵の夢と高山寺』中之島香雪美術館

国宝「鳥獣戯画」を展示する、香雪美術館とって初の特別展。鎌倉時代の高僧明恵上人の「夢記」を手がかりに、明恵の人物像に焦点をあてる展覧会でした。 「鳥獣戯画」は一つひとつをじっくり観てもおもしろい。全体を俯瞰して観てもおもしろい。ぶっとんでま…

27 『瀬戸ノベルティの魅力』兵庫陶芸美術館

愛知県瀬戸市で盛んに作られ、人形や動植物をかたどった焼き物「ノベルティ」。 正直行くまではあまり興味がわかなかったのですが…。 細部を見ていけばこれがけっこうおもしろい。(「galleryeye」大活躍!) 指の先から服の表現、顔の表情等、じっくり観る…

10 2018年美術館展覧会BEST5  

2018年に行った美術館展覧会で印象的だったものです。 〈第1位〉 『河井寛次郎展』(兵庫陶芸美術館) ・人間性に深く惹かれた。「暮らしが仕事、仕事が暮らし。」 〈第2位〉 『藤田嗣治展』(京都国立近代美術館) ・圧巻の作品群。関連作品にも惹かれた。 …

7 樂翠亭美術館

新年に富山にお邪魔した帰りに寄りました。 この美術館は本当におすすめなので紹介いたします! 『冬の樂翠亭美術館—うつろいゆく景—』(樂翠亭美術館2019.1.6訪問) 企画展、めちゃくちゃよかったです。 一つひとつの作品が素晴らしいのはもちろんのこと。 …