社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

191 『人間ってすごいね 先生』久津見宣子

f:id:yohhoi:20190820224007j:plain

 

本書を購入することになったきっかけは、この本。

f:id:yohhoi:20190823101649j:plain

『授業づくりの発想』の中に紹介されていたからです。

 

 

「歴史の授業づくりの三つのモデル」として、

久津見宣子氏

山本典人氏

有田和正氏

が紹介され、実践を比較検討されています。

 

また、昨日「読み込む会」で呼んだこの書籍の中にも氏の実践が紹介されていました。

社会科授業構成の理論と方法 (社会科教育全書 7)

社会科授業構成の理論と方法 (社会科教育全書 7)

 

 

骨太実践、拝読しました。

方法は到底真似できません。

しかし、そこにある氏の理念から学ぶべきことは多いです。

 

あとがきにこのようなことが書かれています。

「私は、白井春夫さんの人間の歴史と出会うことによって、科学の内容と、子ども、という二つのすばらしいものを知りました。これにむちゅうになって実践していくうちに、気がついたら、教師という仕事の贅沢さを存分にあじわっていました。このすばらしい仕事、“人間の歴史”を教材として実践してきたことを、今も私は誇りにもっています。

子どもも教師も「むちゅうになる」活動、今とっても必要だと思います。

 

 

yohhoi.hatenablog.com