長岡文雄(1972)は、次のように述べます。
「教師の管理がきびしいと、子どもたちは姿勢をよくし、顔だけは教師の話がわかったふりをする。「わかりましたか」と問われれば「はい」と威勢のいい声を出す。しかし、これでは、子どもが、やっかいな殿様のお付き合いをさせられているようなものである。子どもたちには耐えられないことである。」p11
一見整然としている授業、生き生きとしているように見える授業でも、子どもの中ではそうでもない授業はよくあります。
表面的なものを見るのではなく、子どもの内側にあるものをさぐっていかなければいけないと強く感じています。