社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

841 「よい授業」の原則

◼️大原則A 子どもの主体的な問題解決を媒介としながら、ひとりひとりの子どもの思

                      考体制の変革を目指すべきである。

◼️大原則B そのためには、教師の指導の組織化は、「授業の生きた流れ」に即して展

                      開されなければならない。

 〇中原則Ⅰ 教師は主体性を確立すべきである。

 〇中原則Ⅱ 教師自身を変化発展させるべきである。

  ・小原則1 計画を動的な幅のあるものにすること。

  ・小原則2 ひとりひとりの子どもの考えを掘り起こし、認識のシェーマ(尺度)   

         の変革をめざすこと。

  ・小原則3 たえず「拮抗」を学習の中核に据えること。

  ・小原則4 発展性のある学習内容を少なく教えること。

  ・小原則5 山を作ること。

  ・小原則6 終末を生かすこと。

 

上田薫(1968)「現代の授業観と授業の革新」『授業研究』52号 より