重松鷹泰が授業分析を提唱したのが1954年。
授業分析を通して子どもの「思考体制」を明らかにしていくことが目的でした。
しかし、「思考体制」に言及したものを見出すものはなかなかありません。
『R・R方式―子どもの思考体制の研究』(1965)ではじめて明らかにされました。
しかし正直、具体的に明示されているものではありませんでした。
具体的な様相がわかるのが、現場との共同研究として著された『子どもの構想力』(1968)です。
次回「第62回 社会科の本を読みこむ会」はこの書を読み合います。
よろしければご参加ください。