子どもたちの発言に対して、
「つまり〜?」
「例えば〜?」
という問い返しを教師はよく使うと思います。
子どもに具体化させたり抽象化させたりすることをねらいます。
でも実は、子どもたちはこれらの言葉を意外とよく使っています。
その瞬間を我々がしっかり価値付けることが大切だと感じます。
「おお、「例えば」を使ってたくさん事例を出せたな。なぁ、みんな、こうやってたくさん事例を出してくれるとどう?」
「「つまり」でまとめたんだな。本質的な部分がストレートに伝わるよね。」
など。
「1秒で発せられる子どもの言葉に敏感にならねばなぁ…。」
といつも思うのですが、聴けていないことが多いです。反省…。
教師が問い返したりすることなく、子どもたちが自由に使えるようになってほしいものです。
「癖」のようになればいいですね。
子どもたち自身で具体化、抽象化することを通して、社会認識を深めることができそうです。
子どもたちの何気ない言葉に注目したいものです。