社会のタネ

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2117 評価テストの見直し

市販されてる評価テストって、ほとんどが知識「覚えたこと」を問う問題がメインです。
「思考・判断」と記されている箇所も実はほぼ知識問題です。
このタイプのテストばかりやってると、子どもたちも「大事なのは暗記することだ」って思いがちに。
でも、本当はそれだけじゃなくて、どう学んだかとか、学びのプロセスそのものがすごく大事なんですよね。
 だから、そろそろ評価テストのやり方も見直すべきだと思うんです。
たとえば、学び方やその過程に焦点を当てたテストにすることで、子どもたちも「あ、こうやって学ぶことが大切なんだ」って気づくのではないかなと思います。
まあこれはテストだけじゃなくて、授業中や単元の最後に行う「まとめ」や「ふり返り」でも同じことが言えるでしょう。
内容を覚えたかどうかだけじゃなく、どうやって学んだか、どんな方法で学びを深めたかをふり返ることで、子どもたちは学び方の重要性に気づけると思います。
そこにこそ、子どもの思考の跡があらわれます。
結局、学びって、ただ問題を解くために知識を詰め込むだけじゃなくて、その過程で知識を活用しながら問題解決にどう向き合っていくかが大事だということを、明確に教師が示すことが大切なのではないでしょうか。