- ①種を蒔く□□□□□□□□□□
□子どもの発想に任せるのもいいが、子どもたちは経験したことがないことからは発想を広げていくことはできません。
教師からアイデアの種をどんどん蒔いていくことも必要です。
今までの担任経験の中でおもしろかったものや、自身の小学生時の経験の中で印象に残っているものなど、どんどん紹介するべきです。また、バラエティ番組の中からヒントをもらったり、子どもの趣味や特技を生かしたりするなど、様々な視点で考えることが大切です。
例えば、
・ナイスガッツ係
・チャレンジギネス係
・なんでも占い係
・思い出BOOK係
・俳句でドン係
・歴史人物バトル係
・クラスの足跡カレンダー係
・もりもりイベント係
・盛り上げBGM係
・どしどしチャレ問係
・ドンマイMYンド係
・フォトアルバム係
など…。
- ②工夫する楽しさを実感させる
どんな活動も、
「工夫次第でどんどん楽しくできる」
ということを感じさせていきたいものです。
例えばよくある「生き物係」。生き物を飼うだけでなく、生き物の名前募集や、様々な生き物紹介コーナーをつくったり、「新聞係」でアンケートをとったり、記者になってインタビューをしたり…。
教師が発想の豊かさと柔軟性をもって助言することも必要です。
- ③活動が継続できる時間の確保
□1、朝の会の時間□□□□□□□
2、帰りの会の時間□□□□
3、給食の時間□□□□□□□□
意図的に活動時間の確保をし、その中で教師が助言したり、子ども同士で相互評価したりすることで、係活動はどんどん活性化します。
また、活動情報を更新するスペースを与えることも大切です。
係のリーダーがいれば、折に触れて「リーダー会議」を行うことも考えられます。
以上、①〜③のポイントを押さえ、少し後押しさえすれば、やる気に満ちた子どもたちは自ら動き出します。
□係活動を工夫しだすと、学級活動の議題の工夫も見られるようになります。
「模造紙いっぱいに巨大壁画を描こう!」
「学級旗をつくろう!」
「チーム対抗ミニミニ運動会をしよう」
「新聞紙でファッションショーをしよう!」
など、豊かな視点で考えるようになる。
□自分たちの学級は、自分たちで工夫をして楽しくするのだという意識をこの時期からしっかりともたせておきたいものです。
継続することが大きな力につながります。
※係活動と当番活動の明確な区別をすることは必須です。