社会のタネ

社会科を中心に、アートや旅の話などもあれこれと。

個別最適な学び

1276 子どもの「学び方」を見つめ直した

先日の怪しいセミナーの参加者のフィードバックをいただいた。 みなさんの一つひとつの言葉が熱く、これがまたおもろい! さらに考えさせられました。 ○学び⽅の話は⽅法論が多めなのかな、と思っていた部分もあるのですが、よい意味で裏切られてとても⼼地…

1272 重版御礼!

青版の「理論編」が2刷となりました! 「理論」という文字が書面に記されている書を手に取っていただけるのか心配でしたが…多くの方が読んでくださっているという事実に、ただただ感謝です! 初版が普段の版数より多かっただけにより嬉しいです。 購入してく…

1272 重版御礼!

青版の「理論編」が2刷となりました! 「理論」という文字が書面に記されている書を手に取っていただけるのか心配でしたが…多くの方が読んでくださっているという事実に、ただただ感謝です! 初版が普段の版数より多かっただけにより嬉しいです。 購入してく…

1265 モンテッソーリの話

ある幼稚園にて。 学ぶこと多し。 今朝、モンテッソーリの話もでたばかり。 つながるなー。 幼稚園で働いてみたいw

1253 「個別」概念の歴史的展開

どういう動きがあって今に至るのかを概観しておくことは重要。

1252 カルテに関する実践

数多くの実践者達がカルテの実践を行ってきました。それが記されている箇所をいくつか紹介します。 ◼️杉田勝彦・南晴美(1975)『カルテの生きる授業(算数を中心に)』黎明書房 帯部分 カルテは、学籍簿でも通知表でも身上調査書でもない。それは、学校生活…

1251 「一歩」からはじめる

先日は復刊された緒川小の著書の「読み込む会」だった。組織として取り組むことの大切さとその難しさも共有できた。何かを始める際の「第一歩」ってとても大切。本書に記されいる学校は緒川小のようにように有名な学校でもなく、特別な施設がある学校でもな…

1233 一斉学習

一斉授業、一斉学習、個別学習を整理してみました。 一斉授業と個別学習と分けて考えることが多かったのですが、最近の自分の教室を見てみると、「一斉学習」という捉えの方がしっくりとくることに気づきました。一斉か個別かという二者択一的な感じではなく…

1231 10.すべての子どもを輝かせる

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 10.すべての子どもを輝かせる 『静かな子どもも大切にする: 内向的な人 の最高の力を引き出す』という書籍がある。 人と会ったり話したりすることは楽しいけれ ど、その後は自分の時間が…

1230 9.データ駆動型教育へ

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 9.データ駆動型教育へ 以上、述べてきたように、ICTの活用によ って学習の質は大きく変化する。教員の適切 なコーディネートによる学びを進めることで、 子どもの活動は拡張され、今後の…

1229 教員のコーディネート

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 8.教員のコーディネート 前述したように、ICT活用はあくまでも 教科等の目標を達成するために学習活動の質 を上げるものでなければいけない。つまり、 子どもたちがより学習目標を意識…

1228 子どもの主体性

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 7.子どもの主体性 子どもの主体性にもレベル差がある。子ど もの主体的学習において、どのレベルの子ど もの主体性を育くむのかを考えたい。溝上 (2018)は、図7のように三層に分けた…

1227 教員の役割

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 6.教員の役割 吉崎(1997)は、授業における教員の役割 として、設計者(計画者)、実施者(実践 者)、評価者という3つの異なる役割を同時 にもっていると述べる。その中の設計者(デ ザイナー)とし…

1226 5.学習の構造変化

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 5.学習の構造変化 図6 学習形態の変化 学習が複線化すると、学習の構造が変化し てくる。 図6〈A〉のような「個別の学習→協働の 学習→個別の学習」といったすべての子ども が同じ筋道を…

1225 4.学習形態の変化

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 4.学習形態の変化 子どもたちが一人一台端末を所持し、前述 したようなICT活用を進めると、従来の「単 線型の学習」から「複線型の学習」へと変化 する。「複線型の学習」について、北(1993) は…

1224 3.学習活動の質的変化

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 3.学習活動の質的変化 ここで、Bについて見てみる。これが学習 活動の中で行われる活用となる。 社会科は、子どもたちが社会的な見方・考 え方2を働かせ、よりよく問題解決的な学習を行え…

1223 2.子どものICT活用へ

子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 2.子どものICT活用へ 子どもたちを誰一人取り残さず、創造性や 可能性を拡張する教育の実現のために欠かせ ないのは、教員のICT活用から子どものICT 活用を考えることである。 教員のICT活…

1222 1.GIGAスクール構想(子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用と教師の役割 より)

こちらに掲載していただいた論文ですが、冊子が手に入りにくいようですので、ブログにて10回に分けて紹介させていただきます。 よろしければお付き合いください♪ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 子どもの「複線型の学習」を支えるICT活用…

1220 UDL授業での教師の役割

① カリキュラムをデザインすること ② 複数の選択肢(オプション)を用意すること ③ 判断や選択の方法を教えること ④ フィードバックを行うこと 教師は、UDLの三原則に基づき、柔軟性をもってカリキュラム(ゴール、方法・手段、教材、評価)をデザインし、支…

1210 UDLを具体的にイメージする

UDLは選択肢を増やすこと。UDLの考えを踏まえた授業のあり方を考えたい。でも、大切なのは、UDLの理念。形態だけを追究しちゃダメ。 具体的にイメージして比較してみるとわかりやすいです(^_^)

1191 一斉授業が適している場面

一斉授業にするのか、個別学習にするのか、その見極めが必要。 教科、教材、1時間の学習内容によって、一斉授業の方が適しているもの、個別学習の方が適しているものがあります。 社会科において一斉授業で行うべきものは3つだと考えています。 ①学習計画を…

1189 第3回早朝社会科倶楽部「単元の授業デザイン」

よろしければご参加ください(^_^)

1187 第27回 放課後社会科倶楽部「自己調整を促す評価基準の設定」

熊本大学教育学部附属小学校の村上春樹さんより話題提供していただきます。 よろしければご参加ください(^_^)

1174 第2回早朝社会科倶楽部「個をさぐること」

次回の「早朝社会科倶楽部」は3月18日(土)です。テーマは「個をさぐること」『個』とは何か。なぜ『個』なのか。『個』をみるとは。みなさんでさわやかに、しゃべくりな朝にしましょう〜♪

1168 「早朝社会科倶楽部」第1回目「発送の転換」終了

椎井さんのおかげで朝からおもろい時間でした。 参加してくださった方々、ありがとうございました! みなさんの問いや考えや実践がきけて刺激的でした。 青版を書いた当時とはまた違った感覚や考えがあるので、僕も話題提供する際にいっぱい湧いて出てきちゃ…

1166 「追究」

山田勉氏も「受動的発動」について言及している。 「追究」について考える上でも必須の論。つながる。やっぱりおもろい。もうちょっと辿って掘っていきたい。

1165 「かの如く」の方法

「個別最適な学び」について対話する中で、篠原助市の「受動的発動」論や広岡亮蔵の「発見学習」に見られる「かの如く」の方法がポイントになると考えている。 「与えると共に創造させ、伝達と共に獲得させる」という教授観を持つこと。 またその観をもちつ…

1158 「Flat Nagaoka個別最適な学び×社会科」終了

昨日は附属長岡小学校で企画された「Flat Nagaoka個別最適な学び×社会科」でした。 180を超えるお申し込みにびびっていましたw いっしょに登壇させていただいた椎井さん、川口さん、倉石さんをはじめ附属長岡小学校の皆様、参加くださった皆様に感謝です。 …

1158 「Flat Nagaoka個別最適な学び×社会科」終了

昨日は附属長岡小学校で企画された「Flat Nagaoka個別最適な学び×社会科」でした。 180を超えるお申し込みにびびっていましたw いっしょに登壇させていただいた椎井さん、川口さん、倉石さんをはじめ附属長岡小学校の皆様、参加くださった皆様に感謝です。 …

1144 感謝

明治図書さんの社会科ランキングで1,2位をいただいています() 多くの方が手に取ってくださってほんと感謝です。 また、あたたかいお言葉、ご意見ご感想もたくさんいただいています。 励みになりますし、また新たに考え直すきっかけになっています。 僕の今…