2021-01-01から1年間の記事一覧
こういうの、大切だな〜って、 最近強く思います。 子どもの写真がまたいい。
若い頃、年度のはじめに子どもたちに宣言することがありました。 「私も1年間必ず続けるものをつくるから、君たちも何かつくってほしい」と。 その続けるものとして、次の3つを挙げていました。 ① 毎日「本日の話」をすること ② 毎日学級通信を書くこと ③ 毎…
重松鷹泰氏と30年以上の交流があった宮崎冨士也氏の実践を追う。 60歳を過ぎての実践記録。 この事実。 すごいなぁ。
徳永康起氏の書を購入しようと古書店の方とやりとりしていました。 すると、その方の中学校時代の教頭が徳永氏だったことが判明。 60年前のエピソードを色々と教えていただきました。 こういうことがたまにあるから古書を通したやりとりはおもしろい。
森信三をして、「明治以後のわが国の教育界おける『100年一出』の巨人」、「超凡破格の教育者」と言わしめた人物。 「私を『開眼』させてくださった」と東井義雄に言わしめた人物。 それが、熊本の小学校教師、徳永康起です。 僕は長年、氏の存在を知りま…
はじめて長岡氏の肉声を聴きました。 子どもたちの夏にまつわる日記を紹介し、そこにあらわれる子のたくましさ、人間のみずみずしさを謳っている感じがしました。 「人間はもともと問う存在。 問う子とを忘れたとき、人間でなくなっているとき。 がけを登っ…
雑誌の臨時増刊号が392ページ(^_^;)よくこんな企画、書籍構成が成り立ったなぁ、と。色んな意味で「すごい」と思う一冊。正に骨太。一読する価値ありです。
最近、この手の学校をあげての研究の書を読み漁っています。 何を共に考え、何がされていたのか。 学校としてどう子どもを育てていくのか。 個人の力だけでなく、所属する場所でどれだけ共に歩み、どれだけ子どもを伸ばせるか。 その哲学と知恵、方法を探ら…
「新しい科学に即応した素材構造に鋭く眼をむけるものではあるが教材構造の名において子どもとまったくはなれたところにおいて、教材とその系列を固定してしまったのでは、真に創造的な人間を育てることはできない。 また、いかに主体的学習、自主的学習、知…
授業分析という仕事は、学校の体制を大きくゆり動かす。これはわたくしたちの最初予期しなかったことである。学校長以下職員の授業を見る目、子どものとらえ方が、飛躍的に深まり、教職員全員の協力(男女、新進と熟練者、教科分担などの区別を超えての協力…
42人歴史人物についての印象を直感で答えるゲームです。 42人の歴史人物について豊かに想像させます。 同じ回答がいる人数だけ得点がもらえます。 学級全体やグループでもできます。 想像力を豊かにし、教室の雰囲気を和やかにできます。 既有知識が必要…
「どこまで行っても、どこまで行っても、果てしない授業の道です。 それだのに、何一つとりえのない、歩みののろい私です。私という人間は、教師には不向きな生まれつきに生まれているのではないかと思ったり、それにしても、この道意外に私のような者を生か…
大正自由教育を代表する実践家であり研究者である木下竹二。 氏の『学習原論』が出版されたのは大正12年、1923年。 ほぼ100年前。 しかし、今読んでも色あせることのない内容となっている。 小学校学習指導要領が新しくなり、「問い」が重視される…
グループで相談しながらまざまな問題を答えていくゲームです。相談しながら答えを考えることで、グループの結びつきを強めることができます。 ①4,5人のグループをつくる。 ※各グループに画用紙数枚(白紙でも可)とマジック、もしくはiPad等の端末を用意…
【美術館へ行きたくなる】 本書を読むことで、自分が今までよく作品を観られていなかったことに気づかされます。 視点の幅を豊かにする必要性を感じさせられます。 掲載されている作品は、実際に日本国内で観ようと思えば観られるものに絞ってくれています。…
エピソード【常識破りの日本初!芝居の脚本に署名?】 芝居の脚本家は、書いた脚本に名を記さないというのが当時の常識でした。 舞台に上がる役者や三味線弾きよりも給料も少なく、舞台の小道具の準備なども手伝うのが当たり前でした。 しかし、「近松作」と…
個別最適な学びを実現させるためにも、より意識するべきことだと思います。 もちろん当時のままの実践は難しいですが…。
多くの知識人による本にまつわるエッセイ集です。 いかに本を読むかとかの読書論ではありません。 「最近本を読めていない」 「本を読まない方がいい」 「読書法なんて考えたこともない」 みたいなことから話をはじめている方が多く、それはそれでまたおもし…
子どもの個人名がふんだんに出てきて、「子どもは」「子どもが」と、主語の多くが「子ども」。 「子どもがする授業」 現象ではなく、そこに脈々と流れている考え方や哲学。 これからの実践の考え方の核になりそうです。 「息の長い実践」を考えよう。 それに…
「世界を変えた魔法の箱(コンテナ)」から運輸を考えます。 (1)既習の自動車専用船との比較を通して、コンテナ船の大きさに驚きをもたせます。 C 自動車専用船よりも大きいんだ! C 何を積んでいるんだろう? T コンテナという鉄やアルミでできた丈夫な…
著者の加藤賀一氏は大正七年生まれ。 本書には戦後当時の様子や教育についてエピソードを交えながら詳細に記されています。 当時、氏が何をして、何を考え、何を信じていたのか、様々な角度から読み取り感じることができます。 激動の時代を生きてきた氏の、…
本書には4本の授業記録と考察が記載されています。 その中の一つに、僕が経験した状況とまったく同じ状況の授業記録があります。 「わかる」と共感すると共に、それを著者がどう考察したのか、自分との差異を見ます。 自分にはない捉え方、子どもの見方がそ…
加藤賀一(1977)『子どもに学ぶ道』秀英出版 本書の序文は山田勉氏が書かれています。 その中に、 「読む人を意識しないで書かれた実践記録は、事実を語っている。私たちは、そこから教育のあるべき姿と、子どもの実像をつかみ出したい。そして、明日の教育…
4年前の記事です。 学生時代、古着屋さんをしたいと本気で思っていました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この夏、実家の物置を調べた。ダンボールの中からひとつのジーンズがでてきた。 色落ちしたジーンズ。 リーバイス66(通称「…
「授業分析」について考えています。 その行為は当然重松鷹泰を追うことになります。 関係の書は結構集めましたが、読めば読むほどに深く、温かい。 そして味わい深い。 しみじみとした感動が広がる感じ。 結局は「授業分析=子ども理解」。 そして、人間の…
3年前2018年8月21日の記事です。 ------------------------------------ 「太陽の塔」内部見学。 まさか内部に入れる日が来るとは思ってもいなかった。 いつも「1970年にタイムスリップさせてくれ!」と思っていた。 太陽の塔は取り壊される予定だったって?…
本書に収められているこちらの実践は、重松鷹泰氏が高く評価した実践。 実践者は宮崎富士也氏。 当時、62歳のご実践。 (帝塚山小を退職後、61歳から聖母女学院小へ再就職。66歳まで実践を続ける) 氏は、重松氏と30余年のつきあいがあり、帝塚山小…
以下は昨年の記事です。 そこから考えれば自分の実践も個別的、特殊的な内容が多くなった気がします。 それと一般的な事例、つまり具体と抽象を行き来することで子どもたちの認識を深めようとしています。 思考も常に「具体⇄抽象」を意識して…。 でもやっぱ…
ワクチン接種2回目。 いや、こんなにでるとは思っていませんでした(^_^;) 正直ここまで熱が出たのは人生初です。 ここ数年、まったく熱をださなかったので、よりしんどかったです。 とにかく色んな所が痛くてひたすら寝ていました。 ほんと1日中寝てゴロゴ…
昨年度の5月末に書いていたものです。 今読んでみてもあまり変わらないな〜と思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「『意味』のある1時間をつくっていく」 2020.5.31 文責 宗實直樹 コロナ禍によって授業進度は大きく遅れている。 それは…